不登校のお子さんとの関係性に悩むお母さん専門の心理セラピスト渡部幸美です。
心の中の気持ちが子どもに伝わります。
言っていることと、心の中が違う時。それは心の中の気持ちが子どもに伝わります。
口では「学校休んでもいいんだよ」「ゆっくり休むのも大切なことだよ」と言ったとしても。
心の中では「どうして学校に行ってくれないんだろう・・・」「私の育て方が悪かったのかな・・・」など、言っている事と違っていることってありませんか?
その時、お子さんには言葉ではなく、心の中で感じていることがそのまま伝わっています。
脳の中でいうと、わかっているところ(意識)は2割、わかっていない、気づいていないところ(無意識)は8割がたを占めていると言われています。
こういう経験はありませんか?
・ダイエットしようと思い筋トレを始めたけれど、途中でやめてしまった。
・子どもの前で、イライラしないようにしようと思ったけれど、つい感情的になってしまった。
意識は言葉・思考・決断するところです。
無意識は感情・感覚、行動を司るところです。
感情は、怒り、悲しみ、不安、怖れ、喜びなど。
感覚は、罪悪感、無価値感、幸福感、達成感、没入感などがあります。
例えば、ダイエットをしようと決意するのは意識ですが、実際に身体を動かすのは無意識の役割になります。
無意識はコントロールができません。
涙も同じです。
涙を流そうと思って、流しているわけではありませんよね。
気づいたら勝手に流れてくるものです。
無意識は自分ではどうにもできないところです。
という事は、言葉(意識)では「学校休んでもいいんだよ」と言ったとしても、心の中(無意識)で感じている事が違うと、どうしたって表に出てしまいます。
子どもは、言葉ではない非言語のメッセージを受け取るので、分かってくれないとなるのかもしれません。
もちろん、お子さんに対しての声掛けは大切です。
でもまずは、お母さんの心の中にある気持ちに気づくところから、はじめませんか?
「学校を休んでもいいよ」と言ったとき、どんな感じがしますか?
「行かなくていいよ」と言ったとき、どんな感じがしますか?
気持ちに気づき、「あってもいいんだよ、ダメじゃないんだよ」と認めることで、心がちょっと落ち着くのを感じるかもしれません。
お母さんが自分の気持ちに気づくことから、変化は始まっていきます。
お母さんとお子さんが、心の底から笑顔で過ごせるように私はいつも応援しています。
それでは今日はこの辺で、おやすみなさい^^
不登校のお子さんと向き合いたいお母さんの親の会「こころカフェ」
日程:5月24日(金)
場所:〒980-0022 仙台市青葉区五橋2丁目12番2号 「仙台市福祉プラザ 9階和室」
心理セラピーご予約可能日
おかげさまで4月から5月までの今現在のご予約の空きが下記の通りとなります。
1 4月26日(金)
2 5月10日(金)
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5 5月31日(金)
いずれも、開始時間は10時~13時までの間で2時間を予定しています。
上記以外の日程でのご希望の場合もご連絡を頂ければ調整可能かご返信いたします。